画像認識・物体検出の為の画像前処理
【No.4】幾何変換

1. 幾何変換とは

幾何変換とは、一言でいうと「物体を今ある位置から別の位置へ移動させること」といえます。
そして、物体を移動させる為に、 現在位置の座標を基準として、別の位置の座標に変換します。

座標を変換する際、基本となる概念として線形変換等がありますが、ここではそれらについての説明は割愛させていただきます。
ここでは、よく使用される幾何変換処理と、処理前・処理後をそれぞれ示します。

以下によく使用される幾何変換処理を挙げます。

2. 拡大縮小処理

画像の拡大と縮小を行う処理です。

図1 拡大縮小処理

3. 回転処理

画像を回転させる処理です。

図2 回転処理

4. 平行移動処理

画像を平行移動させる処理です。

図3 平行移動処理

5. 射影変換による処理

射影変換を用いて図形を変形させる処理です。台形補正などに使用されます。

図5 射影変換による処理

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